公募により集まった県内の劇団やユニット、総勢8組による、交流とスキルアップ、そして演劇の可能性を追求することを目的に開催する2日間。
この実験空間で新たな才能の芽生えに立ち会うか?
おなじみの劇団が本公演とは違う意外な面をさらけ出すか?
今回は県内勢で構成された、魅惑の第5弾!
■日時
10.13(土)17:30open 18:00start
10.14(日)13:30open 14:00start
■会場
蛸蔵
780-0074 高知市南金田28
http://warakoh.com/theater
[料金]
公演日指定
一般前売り 1,500 円
学生前売り 1,000 円
(当日券は各 500 円増し)
※未就学児の入場はお断りします
[前売り券販売所]
かるぽーとミュージアムショップ/美術館ミュージアムショップ/藁工ミュージアム KIOSK
[主催]
高知演劇ネットワーク演会
[協力]
NPO 蛸蔵
[お問い合わせ]
高知演劇ネットワーク演会(吉良)
080-3165-6889
tacogura.labo@gmail.com
■10月13日(土)
劇団とも子「東京、妙子」
作・演出
川島敬三
出演
川島敬三、みほり
団体紹介
前回は川島敬三1人だけでしたが、今回かみほりが加わり、劇団とも子の名前での参加となりました。前回の作品名が、劇団名になりました。内容も続編的になっています。よろしくおねがいします。
作品紹介
前作「とも子」では、けいぞうととも子の高知でのお話しでしたが、今回はふたりが東京に上京し、妙子という、栃木から来ている作新学院出身の女の子と出会います。妙子との青春時代のお話しです。
キクプロジェクト「Mの言葉~言語的認識の再・ニンシキ ± 五感~」
作・演出
大木裕之+西村知巳+ももよん
出演
西村知巳、動物、ももよん、ボダイ19(高木望来) 他未定
団体紹介
2004年結成。県内のギャラリーを中心に、展覧会や映像上映、パフォーマンスを行う。
作品紹介
劇団ではない。しかし、1つの展覧会をつくることは、1つの劇をつくることに似ている。私たちの活動と演劇との明らかな違いとして、演劇がより事物を伝えることに言語を重んじているように感じる。それは、私たちが言語ではなく、タイミング/動きとしての言葉を用いているからかもしれない。書き言葉と話し言葉。五感を用いて、言語的認識を再認識したい。
エンケン出身「ある夏の部屋」
作
川田長功
演出
劇団員それぞれ
出演
西森綾乃、野村はるな、他
団体紹介
高知大学演劇研究会(通称「演研」)のOB・OGのユニットです。「演研」引退以来、一緒に舞台を作るのは久しぶりのメンバーもいますが、舞台の上でなんか楽しいことしようぜ!という意気込みだけは熱く集まりました。
作品紹介
うだるような暑い部屋。効かないエアコン。なんとか涼をとろうと知恵を絞った結果…。こんがらがっていく様子をご覧ください。
西本・刈谷 合同企画「4番線」
作・演出
西本一弥
出演
刈谷隆介
西本一弥
団体紹介
西本が今回の作品を上演するため刈谷に声をかけて集まった団体。
西本はシャカ力所属、演劇unitユニット・バスで作演出を行う。刈谷はカラクリメンバーとしてカラクリシアターやからくり劇場で役者として活動している。
作品紹介
かれこれもう10年、年に一度、終電が去ったホームで佇む青年がいる。私もその日は消えない想い入れがある。本当は彼自身の決断を待ちたかったが、そうもいかなくなってしまった。声をかけよう。悔いのないように。
■10月14日(日)
一絃の琴「HOPE」
作・演出・出演
岡本琴巳
団体紹介
一絃の琴。今回が初めての公演となります。シナリオを書くのも、演じるのもひとり。でも、琴は独りでに鳴らないのです。
作品紹介
今回上演するのは「HOPE」です。希望。眩しいようで、消えそうな、どこかにありそうで、どこにもないような、そんな光を追いかける女性のお話です。
舞台屋ナスカ「奇譚の蔵」
作・演出
堺喜隆
出演
堺喜隆、竹崎明日歩
団体紹介
とある学生が立ち上げた行き当たりバッチリの舞台集団。今回は怪談に挑戦!
あらすじ
とある男女がお互いに怖い話を披露することになった。しかし、話を進めるうちに、2人の周りでおかしな現象が…。
てんかぶつ「青と赤」
作
Be
演出
北野真麻
出演
坂埜玲奈、石川沙歩、岡本詩乃、鈴江咲紀
団体紹介
普段は高知大学演劇研究会(演研)の現役部員として活動している、演研の添加物的存在(?)です。
作品紹介
青と赤を混ぜたその色も、それが母の好きな色と覚えているなら、今日の空と同じなら、言葉は別に知らなくていい。たった4文字のその名を知れば、もうあの頃を思い出すことも、あの色を作り出すことも、私はやめてしまうから…。
ユニット「→T(からのT)」「銀の海。銀の魚。」(現代地方譚5上演作品)
作・演出
サカシタナヲミ(シアターTACOGURA)
出演
野村春菜、中平花、島巻睦美、丸山良太(シアターTACOGURA)、井上華純、山本みき、サカシタナヲミ
団体紹介
2018年1月末、須崎で(自称)奇跡の舞台が生まれました。現代地方譚5「須崎のまちの物語」企画。話題になった作品のひとつを高知市でぜひもう一度と、招集をされた新メンバーたち。全員実力派ガチメンです。団体名は「Susaki」に続く「Tacogra」という意味です。
作品紹介
「朝暗いうちに起きて、家族五人分ご飯して、工場に行って魚して、昼の用意して、工場で仕事して、後始末して、寝た思うたら早や朝よ」毎日を平凡に誠実に生きる女たち男たちで町はつくられています。これは「須崎の坂本ふみ」の物語であり、「あなた」の物語です。 蛸蔵に立ち上がる海を私たちと楽しんでください。